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ザバーン®BF

ザバーン®BF

製品特長

ザバーン®BFは、空気中の水分が少ないときには湿気を通さず、多いときには湿気を通す特殊なシートです。

壁体内部(室内側)の夏型結露防止用シートであり、タイベック®透湿防水シート(屋外側)との組み合せで、年間を通した壁体内部結露を防止できます。

●独自の可変透湿機能により、夏場における壁体内の高湿状態を緩和し、結露を防止してグラスウールの断熱性能を維持します。
●冬場には一般の気密シートと同じような気密・防湿効果を発揮して、壁体内結露を防止します。
●不織布で補強されているので、破れにくく耐久性の高い材料です。
●腰があるので、施工が簡単です。
●カビにくく、腐食することもほとんどありません。
●完全燃焼により、水と二酸化炭素に分解されます。
ザバーン®BF製品画像

夏型結露とは

夏期、外気側から透湿シートと断熱材を通して壁の内部へ侵入した湿気が、室内側の気密シートにより遮断され、冷房している室内との温度差により結露する現象を言います。 この現象は蒸暑地域や、過度の冷房等により外気と室内温度の差が大きいほど起こり易い現象です。 次世代基準に代表されるような高断熱住宅には、この現象が起きやすいといわれています。

効 果

優れた気密性

省エネ住宅の重要部材に、防湿・気密シートがあります。これは隙間風を防ぐとともに、室内の過剰な湿気からグラスウールや柱などを守ります。 ザバーン®BFは、優れた気密性能(透気度:無し JIS-P8117)でお住まいの省エネに貢献するとともに、壁体内結露のリスクを減らしお住まいの長持ちに貢献します。

防湿・気密シートの課題を、独自の可変透湿機能で克服

防湿・気密シートは大変に有用で、住まいのエコ化が求められる中、更なる普及が望まれます。しかしながら、一般的な防湿・気密シートを温暖な地域で使うには、課題がありました。夏型結露(逆転結露)と言われる、『夏場の高温多湿な空気が、空調された内壁に触れて、壁の中で結露する』という問題です。

一般的な防湿・気密シートの場合

※この夏型結露は、腐朽菌が好む高温多湿下で発生するだけに、やっかいです。ザバーン®BFは、独自の可変透湿機能で、夏型結露のリスクを低減します。

ザバーン®Bの場合

調湿断熱材との組合せで更に快適に

セルロースファイバーや羊毛断熱材などは、多湿下では湿気を吸い込み、低湿下では湿気を吐き出す機能を持っています。しかしながら、この折角の機能も、透湿性のない防湿・気密シートで覆ってしまっては意味がありません。ザバーン®BFは、独自の可変透湿機能で、調湿断熱材の性能を引き出します。

メカニズム

ザバーン®BFは、空気中の水分が少ないときには湿気を通さず、多いときには湿気を通します。 これを実現しているのが、ザバーン®BF独自のポリビニール・アルコールです。

乾燥状態のポリビニール・アルコールは、あらゆるプラスティック中、もっとも分子間の隙間が小さく、抜群の気密性能を発揮します。これは、ポリビニール・アルコールの分子同士が、密接に手を繋いでいるからです。(化学的に言うと、ポリビニール・アルコールが持つ水酸基=手が、水素結合により密接に結びついています)

そこに湿度(=水分)が加わると、ポリビニール・アルコール同士で結んでいた手を離し、代わりに水と手を繋ぎます。その結果、ポリビニール・アルコール同士の隙間が拡がります。

さらに湿度が上がると、その分、水と手を繋ぎ、どんどんポリビニール・アルコール同士の隙間が拡がり、結果、湿気(=水分)を通すようになるのです。

乾燥状態と高温状態

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製品詳細

印刷用PDFファイル

ザバーン®BF物性表

試験項目 ザバーン®BF   試験方法(準拠)
引張強さ
(N/5cm)
208 (n=20) JIS-L1096
186 (n=20)
伸び率(%) 48.0 (n=20)
36.3 (n=20)
引張強さ
残存率(%)
85.6 (n=20) JIS-A6930
(アルカリ処理後)
88.4 (n=20)
引裂強さ
(N)
18.0 (n=10) JIS-L1096 A-1ヒ。
(シングルタンク法)
21.9 (n=10)
耐水性(KPa)   19.6以上 (n=4) JIS-L1092 A法
(低水圧法)静水圧法
透湿度
(g/m2・24hr)
  129 (n=5) JIS-L1099 A-1法
(40℃/90%RH)
透湿抵抗   5.5
(m・S・Pa/μg)
11.6
(m・mmHg・h/g)
 
透気度
(sec/100cc)
  無し   JIS-P8117(B型)
破裂強さ
(KPa)
  665 (n=10) JIS-P8112
坪量(g/m2)   83.5 (n=20) JIS-L1096
厚み(mm)   0.226 (n=20) JIS-L1096
つづら針
保持強さ(N)
41 (n=5) JIS-A6111
34 (n=5)

ザバーン®BF規格

画 像 製 品 サイズ
ザバーン®BF ザバーン®BF 980mm幅×50M巻(直径約14cm)
1960mm幅×25M巻(直径約12cm)
ポリラミクラフト包装(75g)使用

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施工方法

一般的な気密フィルムと同様です。
ザラザラの面とツルツルの面がありますが、ツルツルの面を室内側に向けて施工して下さい。
テープの密着度を上げる為です。機能的な違いはありません。
※水濡れさせないで下さい。性能上は問題ありませんが、水濡れすると、約5%縮みます。
一般的な気密テープ(透湿性ナシ)をご使用下さい。

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施工事例

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施工事例
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よくある質問

冬場に透湿性能を発揮して、肝心な気密性が冬場に損なわれることはないでしょうか?
気温が高い程、空気は多くの水分を保持できます。冬場は気温が低いので、空気中に水分があまりありません(冬場が乾燥するのは、このせいです)。よって、ザバーンRBFは透湿性能をあまり発揮せず、防湿・気密シートとして活躍します。また、2003年の建築基準法改正により、ほとんどの住宅で0.5回/h(2時間で全体の空気が入れ替わる)が義務付けられました。これにより、結果としてさらに室内の水分量は減る傾向にあります。
湿度は高い方から低い方へ移動するのですか?
いいえ。正しくは、水蒸気圧が高い方(≒絶対湿度が高い方)から低い方へ移動します。
絶対湿度とはなんですか?いわゆる湿度(相対湿度)と何が違うのですか?
相対湿度が『あとどの位で結露するか?』に主眼が置かれているのに対し、絶対湿度は『どれだけの水分量が空気中にあるか?』を表しています。
例えば、室温20℃の1立方メートルの空気中に、3.5gの水蒸気があったとします。室温20℃の1立方メートルの空気中には、7g以上の水蒸気があると結露します。よって、この空間の相対湿度は、3.5g÷7g=50%です。これを絶対湿度(容積絶対湿度)で表すと、3.5g/立方メートルとなります。 ちなみに、「湿気は、湿度が高いほうから低い方へ移動する」と言われますが、正しくは、“湿気は、絶対湿度が高いほうから低い方へ移動”となります。 ※厳密には、容積絶対湿度の他に、重量絶対湿度という指標がありますが、重量絶対湿度は相対湿度とほぼ同じ意味です。
どのように施工すればいいですか?
一般的な気密フィルムと同様です。ザラザラの面とツルツルの面がありますが、ツルツルの面を室内側に向けて施工して下さい。テープの密着度を上げる為です。尚、機能的な違いはありません。
次世代省エネ基準用の防湿・気密シートとして使えますか?フラット35仕様に使えますか?
JIS適合の防湿・気密シートと同等以上の防湿性能があるので、お使い頂けます。以下が記載事項となります。 材厚:0.23mm厚 材種:ポリプロピレン(骨組み部分)+完全鹸化合成高分子ポリビニールアルコール(フィルム部分) 透湿抵抗値:0.144?・S・Pa/ng 以上 (温度23℃ 湿度50%)
小屋環境改善の為のリフォームに使えますか?
お薦めです。暖まった空気は上に行くので、この部分の気密性を高め、暖まった空気を逃がさないようにするのは有効です。しかしながら、通常の防湿・気密シートでは、夏場の課題が残ります。 屋根は太陽の熱を多く受け、屋根部分は70℃以上にもなります。当然、湿気も多くなり、屋根垂木なども水分を放出します。一般的な防湿・気密シートは、この水分の出口を塞いでしまいます。 ザバーンRBFなら、透湿性を発揮し、屋根の高耐久化に貢献します。 ※この問題は、日本屋根外装工事協会などでも課題とされており、屋根通気工法の確立や透湿ルーフィングの検証などの動きが、近年、活発になっています。
防湿・気密シートは使わない方がいい場合があると聞きました。それはどのような場合でしょう?
一言で言うと、『施工品質が低く、かつ外壁がモルタル直塗りなどで通気層が無い場合』などです。施工品質が悪いと、防湿・気密シートの隙間などから、湿気が壁の中に入ります。外壁通気層があれば、遅かれ早かれ、湿気は屋外に放出されますが、無ければ屋外側へは逃げられません。 一方で、屋内側にも防湿・気密シートがあるので出口が限定されてしまいます。つまり、逃げるのに時間が掛かります。この逃げるまでの間に、気温が変化して、壁体内結露を起こす可能性があります。 ザバーンRBFなら、透湿性能を発揮して、結露を起こす前に出口を開きます。 ※モルタル直塗りであっても、透湿性モルタルと透湿性下地の組合せ等で、湿気の出口を確保する工法もあります。
モルタル直塗りでの壁体内結露防止の為に、ザバーンRBFを使おうと思っています。壁体内結露は防げますか?
万全ではない可能性があります。確かに、高湿状態ではザバーンRBFは透湿します。しかしながら、モルタルにはクラック(ひび割れ)の可能性もあり、ザバーンRBFが透湿する以上に水が入ってくる場合もあります。
ザバーン®BFに使用上の注意はありますか?
冬場に、ザバーン®BFが透湿性能を発揮するほどの高温多湿状態に室内を保つ場合は注意が必要です。具体的には、「室内換気を行わずに非FF式の灯油ストーブを使用する」「浴室の換気扇を回さず、隣接した洗面所で、締め切った状態でかなりの長時間ドライヤーを使用する」などです。
JIS A 6930(住宅用プラスチック系防湿フィルム)に適合していますか?
適合は謳っていません。JIS-A6930の『34週間(50年相当)の劣化加速試験後、伸び残存率が50%以上あること』という規定を満たさない為です。但し、ザバーンRBFは、JIS-A6930適合の防湿・気密シートと同等以上の性能を有するシートと認定されます。 上記に規定される引っ張り強さや伸び率は、物理的な(耐破損に対する)耐力です。平たく言えば、『家が強風や地震などで歪んだ際、どの程度持ちこたえるか?』というようなことです。逆に言うと、家が歪んで破れるようなことがなければ、防湿・気密性能自体に変化はありません。 ちなみに、ザバーンRBFの上記規定の実験結果は、50年相当で15.2Kgf/5cm(=304Kgf/m)です。
尚、伸び率に関してですが、一般的な防湿・気密シートは、ザバーンRBFほどの耐力がありません。 代わりに、引っ張ると伸びます。伸びれば破れないので、どのくらい伸びるかを基準にしています。 (尚、伸びることによる防湿・気密性能の低下については論議されていません。一般的にそこそこ厚みがあるので、影響は無視できるという前提に基づくと考えます) ザバーンRBFは、『伸び率は低いが、耐力自体が高いので問題ない』 というのが弊社見解です。
熱容量や熱伝導のデータはありますか?
残念ながら、ありません。以下が推定値になります。
熱容量推定値:0.42(cal/℃・g)
熱伝導率推定値:1.3×10-4cal/s/cm2/(℃/cm)
もっとも、ザバーンRBFの形状・質量・施工方法からして、ほぼ無視できると考えます。
吸水率や平衡含水率のデータはありますか?
計算値で約2.7% (20℃・65%rh・約20時間で平衡)です。 計算根拠は以下の通りです。
・骨組み部分(45g/83g)吸水率 0%
・フィルム部分(38/83g)吸水率 約6%
⇒(100%×45/83+106%×38/83-100%)=2.74 %
水分拡散係数のデータはありますか?
申し訳ありませんが、ございません。しかしながら、ザバーン®BFは質量自体が少なく、また平衡含水率が2.7%程である為、ザバーン®BFによる水分拡散の影響は、木材の水分吸収・拡散のバラツキの中に飲み込まれる程小さいと考えます。

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